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TOP > 宝飾工房やました (小樽で数少ない加工・修理店) 日記 > プラチナの眠る海?
私の住んでいる小樽の港外(石狩湾)には300貫(1貫=3.75kg)のプラチナが沈んでいると言われています。そんな古い話ではありません。日露戦争後、明治38年6月の日露講和会議後の翌月に当時占領していた樺太の金融機関から日本軍は押収したプラチナ等を軍艦吾妻で小樽港に運ぼうとしました。しかし講和会議後の行動だった為、略奪行為との批判を恐れた軍は吾妻に廃棄を指令、それを受け吾妻は小樽湾外に放棄したと云われています。後に引き揚げを試みましたが、当時の潜水技術や引き揚げ技術の未熟さから失敗に終わったとの事です。真実はどうなんでしょうか・・・・・?
日々値を上げる金やプラチナの相場をみていると、自然と窓の外に見える海に目線がゆく今日此の頃です。